春先になると“なんだか化粧のノリが悪くなる”、“肌の調子が悪くなる”、なんてことはありませんか？それはもしかしたら花粉が原因かも知れません。例年2月から4月にかけてスギやヒノキの花粉が飛散します。
花粉症と言うと、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が代表的です。実はこれらの症状だけでなく、花粉は肌荒れの原因にもなっているんです。気温が上がり陽気な気分になる春に、肌も一緒にご機嫌にしましょう♪
花粉によって肌が荒れるメカニズム
花粉によって肌が荒れてしまうメカニズムは“肌のバリア”が関係しています。”肌のバリア”というのは皮膚の表面にある角質層のことです。角質層は角質細胞と呼ばれる細胞が並んでいます。角質細胞が潤っていて、さらに角質細胞と角質細胞の間も潤いで満たされていると”肌のバリア”が正常に機能し、花粉などの外的刺激を跳ね返してくれます。
しかし、空気の乾燥などが原因で肌が乾燥しているときは、角質細胞から水分が減って細胞がしぼみ、さらに細胞と細胞間から潤いがなくなることで”肌のバリア”であるはずの角質層に隙間ができてしまいます。
そうすると花粉などの外的刺激から肌を守ることができなくなってしまうのです。
春先は冬の厳しい寒さと空気の乾燥により肌の乾燥を感じやすい季節のため、肌のバリア機能は低下しやすいです。
このようなタイミングで花粉が飛散してしまうため、花粉が肌へ侵入し、 化粧ノリが悪い、肌が痒いなどの肌の不調を感じてしまうのです。
花粉に負けない肌になるために今日からできる対策〈大切な4つのステップ〉
花粉によって肌が荒れないようにするためには、肌のバリア機能を強化することが大切です。
バリア機能が失われている肌というのは肌が乾燥している状態です。
花粉の刺激を受けにくい肌にするためにはもっちりと潤った肌にすることが大切です。
潤った肌にするためにはたっぷりと化粧水や乳液、クリームを使用しましょう。
特に乾燥しやすい人はフェイスマスクを使用することもおすすめです。
イプサ ザ・タイムRアクア 200ml 5,500円
メディヒール ティーツリーケアソリューションアンプルマスクJEX 25ml 357円
高い保液力で肌に満遍なく吸い付くようにフィットし、エッセンスの効果的な浸透させます。
しっかりと保湿することで肌の隙間から花粉が侵入することを防ぎながら、皮膚を保護してくれるフェイスマスクです。
肌が荒れ気味のときはベースメイクアップをやめたほうがいいかな、と思われがちですが、実はベースメイクが花粉から肌を守ってくれることがあるんです！ただし、ベースメイクなら何でもよいということではありません。
”仕上がりがサラサラになること”が大切です。
リキッドファンデーションのようにべたついてしまう仕上がりだと、肌を守るのではなく、反対に花粉をキャッチしてしまいます。
花粉から肌を守るためには、” 仕上がりはサラサラ”を意識しまょう。
目安としてはティッシュを肌にあてたときにペタッとくっつかない状態です。
アルビオン プリンプ パウダレスト
コスメデコルテ フェイスパウダー 5,500円
花粉の付着をブロックしてくれるミストは花粉による肌荒れを防ぐ強い味方です。
出かける前やメイク直しの時にシューとスプレーするだけで花粉から肌を守ってくれます。
IHADA アレルスクリーンEX 50g 990円
最後に大切なことは、帰宅後、すぐにメイクを落として洗顔をすることです。どれだけ対策していても外出したあとは肌に花粉が付着している可能性が高いです。肌に花粉を残さないためにできるだけ素早く落とすことが大切です。
シュウウエムラ ボタニッククレンジングオイル 150ml 5,280円
W洗顔が不要なので、手間をかけずに帰宅後すぐに洗い流すことができます。
その他してはいけない事
花粉が付着したことで肌が痒くなってしまっても絶対に掻いてはいけません。掻くことで肌のバリア機能も破壊されてしまうのでさらに花粉が付着しやすくなる悪い循環に陥ってしまいます。赤みが出てしまうことも。また掻くことで肌にシワができる原因にもなります。痒くなってしまったら市販薬を使用したり、皮膚科に受診してみてください。
花粉に負けない肌で肌も心もご機嫌に♪
花粉から肌を守る対策は難しいものではなく、今日からでも始められることばかりです。
新生活が始まるこの季節、花粉から肌を守る対策を行って肌も心もご機嫌に過ごしましょう♪