【デリケートゾーンの黒ずみ】原因と今日からできる対策を丸ごと解説！

なかなか人に相談できない悩みの1つにデリケートゾーンがあります。

肌や髪など、美容全般であれば身近な人に気軽に相談することもできますが、デリケートゾーンとなれば話は別。

切り出すのも勇気が要りますし、そもそも原因や正しいケアのやり方、治し方など知らない人の方が多いのではないでしょうか？

症状がひどい場合、「これって自分だけ？」「もしかして何かの病気？」などと不安にもなってしまいますよね。

そこで、この記事では悩みを抱える人が意外と多いデリケートゾーンについて詳しく解説していきます。

デリケートゾーンの黒ずみの原因

そもそもデリケートゾーンの肌の色は何色が普通なのでしょうか？

生まれたばかりの赤ちゃんの頃は肌色をしているのですが、決して肌色が普通というわけではありません。

多くの女性の場合、思春期を境に女性ホルモンの影響によってメラニン色素が増加するので徐々に黒ずんだ印象が強くなってしまうのです。

また、女性ホルモンの影響以外にもメラニン色素が増加する原因として次のことがあげられます。

摩擦などの刺激

デリケートゾーンであっても基本的な構造は肌と何ら変わりありません。

肌は摩擦などの刺激を受けると「基底層」という肌の最下部にあるメラノサイトからメラニン色素が生成されます。

メラニン色素は本来、刺激から肌を守る役割があるもので、摩擦によって刺激が多ければ多いほどメラニン色素が生成されて悪循環になってしまいます。

また、次にあげる行動もデリケートゾーンに刺激を与える原因となります。

デリケートゾーンの乾燥

次に黒ずみの原因となってしまうのがデリケートゾーンの乾燥です。

皮膚の乾燥はターンオーバーの乱れを招いてしまい、その結果、古い角質が体外に排除されずに溜まりやすくなります。

また、ターンオーバーが乱れると摩擦などの刺激を受けやすくなるのでメラニン色素の生成を加速させてしまいます。

その結果、摩擦との負の連鎖となってしまうのです。

古い角質の蓄積

肌は本来、古い細胞や角質が溜まっていくものですが、それと同時にターンオーバーの働きによって自然に剥がれ落ち常に新しい状態に保たれています。

しかしターンオーバーの乱れによって古い角質が溜まっていくとガサガサとくすんだ色に変化し黒ずみができたように見えてしまいます。

デリケートゾーンの間違ったケア

デリケートゾーンのアンダーヘアを処理する時に間違った処理の仕方をすると黒ずんでしまうことがあります。

前述したように肌は強い刺激を受けるとメラニン色素が生成されるので「毛抜きで引き抜く以外の方法」で処理するのがおすすめです。

このように普段の行いから原因を招いてしまうのがデリケートゾーンの黒ずみなのです。

では逆に、どのようなケアをするのが正しいのでしょうか？

デリケートゾーンの正しいケア方法

デリケートゾーンの正しいケア方法として、ここでは大きく4つの方法をご紹介します。

専用ソープで優しく洗う

デリケートゾーンはボディソープで洗うのが一般的だと思われがちです。

しかし、ボディソープは刺激が強くデリケートゾーンの環境を悪化させてしまう恐れがあり、肌環境の悪化はターンオーバーの乱れにも繋がってしまいます。

デリケートゾーンは低刺激で優しい洗い心地の専用ソープで洗いましょう。

ぬるま湯で洗い流す

専用ソープで優しく洗った後は、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。

熱いお湯で洗うと肌の水分が奪われて乾燥に繋がり、十分に洗い流せていないとかゆみやにおいの原因にもなってしまいます。

洗浄後は保湿も大事

お風呂上りは肌がデリケートな状態になり、とても刺激を受けやすい状態でもあります。

傷つきやすい状態を放置するのではなく、専用クリームで保湿をして乾燥を予防することが大切です。

美白成分が含まれたアイテムを使う

お風呂上りには薬用化粧品でケアをすると保湿効果によって乾燥を防ぐのに加え、美白成分によってメラニンの生成を抑える効果も期待できます。

また、ケアをする以外にも日常生活で気を付けたいポイントがいくつかあります。

日常生活で気を付けたいポイント

前述したように、デリケートゾーンの黒ずみは日常生活を送る中でできてしまうので普段の行動を見直すことも予防に繋がります。

締め付けの強い下着や衣類は避ける

締め付けの強い下着や衣類は黒ずみの原因を自ら作るのと同じです。

どうしても必要な場合を除き、締め付けの少ない下着や衣類を着用し、肌に優しい素材のものをえらびましょう。

自己流のアンダーヘア処理をしない

毛抜きで抜いたり、カミソリの刃が肌に触れると肌への負担が大きくなってしまうので、電気シェーバーで処理をするか専門クリックで処理してもらうのが無難です。

トイレ後は乱暴に拭かない

デリケートゾーンに直接刺激を与えてしまう機会が多いのがトイレです。

トイレ後はトイレットペーパーを優しく当てて、しずくを吸わせる程度に優しく拭くようにしましょう。

普段の食事に気を配る

肌のターンオーバーは普段口にする食べ物にも深く関わっています。

普段の食事の栄養バランスに気を配り、肌の細胞の元となるタンパク質やメラニンの生成を抑える作用のあるビタミンCを積極的に摂るなど工夫することも大事です。

質の良い睡眠を摂る

すこやかな肌の健康を維持するためには質の良い睡眠をとることが大切です。

遅くまでお酒を飲むなど、夜更かしは避けて規則正しい生活を送りましょう。

ここまでケアの仕方や予防に繋がる生活習慣をご紹介しましたが、既にできてしまった黒ずみを治すにはどのようにすれば良いのでしょうか？

デリケートゾーンにできた黒ずみの治し方

月経がある女性の場合、閉経を迎えるまでは女性ホルモンの活動が活発なのでどうしても黒ずみができてしまいがちです。

出来てしまった黒ずみを直接的にケアするには次の方法があります。

美容クリニックで黒ずみケア

前述したようにデリケートゾーンにできる黒ずみの原因はメラニン色素の沈着によるものです。

美容クリニックの中にはレーザー治療でメラニン色素の沈着をケアできるところもあるので、そういったクリニックでケアしてもらうのも一つの方法です。

しかし、クリニックでの治療となると費用も高額になりがちなので現実的ではありません。

クリニック以外の方法として、デリケートゾーンの黒ずみが気になり始める前に専用のケアアイテムを使って早めのセルフケアをするのがおすすめです。

専用アイテムで黒ずみケア

デリケートゾーンの黒ずみをケアする為の専用アイテムとして一般的なのは「専用ソープ」と言われているソープになります。

専用ソープといっても様々な種類があるので症状や状態に合わせて選びましょう。

デリケートゾーンのケアにおすすめの専用アイテム

ここではデリケートゾーンの「黒ずみ」「におい」「かゆみ」などのケアにおすすめの専用アイテムをご紹介します。

薬用クリーム

専用の薬用クリームはメラニン色素の生成を抑える美白効果が期待できます。

デリケートゾーンの黒ずみに限定してケアをしたい時は専用クリームがおすすめです。

デリケートゾーン専用の石鹸

石鹸には肌に蓄積された古い角質を洗い流すのに優れています。

毎日使うことで肌のターンオーバーを正常に近づける効果も期待できるのでデリケートゾーンを根本的にケアしたい時におすすめです。

デリケートゾーン専用ジェル・乳液

ジェルや乳液の主な役割は乾燥や摩擦を防ぐことにあります。

お風呂上りは特にデリケートゾーンが乾燥しやすく、無防備な状態となるのでお風呂上がりのケアとして使うのがおすすめです。

注意点として、塗りすぎてしまうと「蒸れ」「かゆみ」などのトラブルの原因にもなってしまうので適量を守って使用しましょう。

まとめ

デリケートゾーンのトラブルで悩みを抱える女性は決して少なくありませんが、症状には必ず原因が存在するので今日から対策を始めて下さいね。

デリケートゾーンをトータル的にケアするなら普段から専用ソープで清潔な環境に整えてあげることが大切です。