30歳からじゃ遅い?手遅れになる前にエイジングケアのおすすめタイミング

年齢を重ねると共に肌の状態も少しずつ変化していくので、お肌の手入れもいずれ必要になっていきます。

若いうちはあまり気にしなくても良いように思えますが、お肌の手入れは早ければ早いほど良いのをご存知でしょうか?

私自身、30歳を手前にそろそろエイジングケアを始めようと重い腰を上げたのは良いものの、調べてみると30歳から始めるには遅い!?ではありませんか。

私のように手遅れになる前に、早いほどに良いエイジングケアについてご紹介します。

そもそもエイジングケアって何?

そもそも、エイジングとは「加齢」のことを言います。

冒頭で肌の状態は年齢と共に変化していくとお伝えしましたが、肌の状態に応じた手入れをすることをエイジングケアというのです。

エイジングケアという言葉はテレビや雑誌、ネットなどで目にする機会は多いと思います。

人それぞれ思い当たることが違っていて当然ですが、なぜならその人の年齢によって肌の状態は異なるからです。

-エイジングケアを始める前に-

肌の状態は十人十色、自分に合ったケアをすることが大切

美容や化粧品の流行りに乗ったり、友達や周りの人からお進めされる機会もあると思います。

しかし周りに流されるのではなく、自分の肌と向き合うことからエイジングケアは始まります。

アンチエイジングとエイジングケアの違い

エイジングケアと似た言葉にアンチエイジングというものがあります。

似ているので混同しやすく、私自身は肌の手入れといえばアンチエイジングとばかり思っていました。

しかし肌の手入れ方法はもちろん、向き合い方など明確な違いがこれです。

アンチエイジング

アンチエイジングは「年齢に抵抗する、逆らう」という意味があり、一般的に「抗老化」や「抗加齢」と呼ばれることもあります。

年齢と共に老化するのは自然なことで、実際の年齢に逆らうことはできないので肌に対する向き合い方としては、このように考えられています。

-美容におけるアンチエイジング-

  • いつまでも若々しい肌を維持する
  • 実際の年齢よりも若く見せる

ただし、肌や美容だけでなく若々しい心と体の維持など、どちらかといえば内臓や脳など体の健康に対しての意味合いが強いです。

エイジングケア

エイジングケアは「年齢に応じた肌の手入れ」という意味があり、老化に逆らう方法といった意味ではありません。

エイジングケアは老化に逆らうのではなく、肌が本来持っている力を引き出して維持し、老化を遅らせることが目的になります。

-美容におけるエイジングケア-

  • 日々の手入れで肌が本来持っている力を引き出す
  • 基本的なスキンケアを大切にする

日々の手入れが大切という意味のエイジングケアですが、始めるタイミングとしては明確な基準はありません。

なので年齢を基準に始めた方が良いのか?

それとも肌に症状が現れてから始めれば良いのか?

という疑問が残りますが、20代後半からエイジングケアを取り入れるのがおすすめです。

エイジングケアは20代後半からがおすすめ

意外にも女性の肌は10代後半から肌質の変化が徐々に始まっていきます。

10代後半からエイジングケアを始めるとしても決して早いわけではありません。

しかし一般的に肌のターンオーバー(肌細胞が生まれ変わる周期)は20代後半から長くなる傾向にあります。

なのでターンオーバーの周期が乱れ始めるタイミングに合わせてエイジングケアをするのがおすすめです。

-ターンオーバーの周期-

肌のターンオーバーの周期は20代前半の頃で28日~30日

私も含め一般的な女性であれば20代前半まで肌の状態が目まぐるしく変わるということは無いかと思います。

実際に私もそうでしたが、25歳を過ぎた頃から徐々に肌の質感に変化がありました。

特に、次に挙げるような症状が現れ始めたら要注意です!

こんな症状が出たらすぐにでも始めるべき!

ターンオーバーの乱れによって現れる肌の症状は老化のサインとも言えます。

本来であれば28日~30日の周期が正常ですが、長くなるにつれて肌の状態は次のようになっていきます。

-ターンオーバーの乱れよって起きること-

  • 肌の角質が硬くなり、バリア機能が低下する
  • 肌のキメが荒くなる
  • 肌の代謝が滞るとシミを生む

だからこそ、こうなる前に対策する必要があります。

具体的にこんな症状が出たら要注意。

すぐにでもエイジングケアを始めた方が、私のように後から後悔せずにすむはずです。

-具体的な老化のサイン-

目元、口元、額、首に現れる細かいシワ

以前と比べてシミが増えたり、シミの色が濃い

以前と比べてほうれい線は目立ってきた

以前と比べて口角やフェイスラインが下がってきた

エイジングケアを始めるにあたり、肌のトラブルと切っても切れない関係性にあるのが肌のラメラ構造です。

肌のラメラ構造を知ることで、たとえ老化のサインが現れたとしても肌の状態に合った対処法が見つかります。

肌トラブルの原因?ラメラ構造ってどんなもの?

人の肌はいくつかの層になっており、その表面部分に当たるのが角質層と呼ばれています。

角質層は水分と油分が交互に重なり合ったミルフィーユ状の構造のことをラメラ構造と言います。

ラメラ構造の役割

ラメラ構造は乾燥や紫外線などの外的刺激から肌を守るバリア機能の働きを持っています。

これが乱れると肌の水分が蒸発して乾燥したり、バリア機能の低下から肌トラブルを引き起こす原因となります。

-ラメラ構造が乱れる原因-

  • 適切でない温度での洗顔
  • 必要以上に強い力で与える摩擦
  • 肌を濡れたまま放置
  • 界面活性剤入り化粧品の仕様

ここに並べたことは、実際に私もやりがちなので気を付けるに越したことはありません。

ですが、このような行為がエスカレートすると老化のサインとして症状が現れてしまうという訳なのです。

それとは反対にラメラ構造の乱れを整える方法というのも存在します。

以前の私のような肌への愛情が不足しているような人でも少しの工夫で正常なラメラ構造に戻せるんです。

一例として、いくつかご紹介します。

ラメラ構造の乱れを整える方法

ラメラ構造の乱れを整える方法として、ここでは3つをご紹介したいと思います。

食で整える

バリア機能を整える手助けをしてくれる栄養素にセラミドがありますが、その原料となるの食べ物から摂取できるグルコシルセラミドです。

-グルコシルセラミドが多く含まれる食材-

  • わかめ(海藻類)
  • ごぼう
  • 黒ゴマ
  • こんにゃく
  • そば
  • お米

海藻類(のり、ひじき、昆布)などのミネラルを多く含む食材はラメラ構造を作る手助けをしてくれるのでおすすめです。

スキンケアを見直す

スキンケアを見直すというのも1つの方法です。

特に洗顔などの顔に直接手が触れるような場合、刺激を与えないように優しく洗い、体温に近いぬるま湯で洗い流しましょう。

私自身もできることから始めようと思い、普段から気を付けるようにしています。

たったこれだけのことでも、やるのとやらないのとでは大違いです。

また紫外線に気を付けるなど、外的刺激をとにかく減らすというのが大切です。

ラメラ構造に特化した化粧品を使う

普段使っている化粧品や美容品を見直してみるのも良いかもしれません。

最近は特に肌のバリア機能を強化したり、エイジングケアに特化した商品が沢山あります。

その中から、自分の肌の状態に合った商品を試すのもラメラ構造を整える大きなキッカケになるはずです。

ただし、間違った商品を使ってしまうと、かえって肌の状態を悪化させることにも繋がるので注意が必要です。

エイジングケア化粧品の選び方のコツ

ご存知の通り、化粧品や美容品は多種多様で本当に多いです。

美容品であれば肌の状態を基準に合うものを選択すれば良いですが、エイジングケアの場合は老化のサインがいつから気になりだしたのかを基準にするのが良いです。

私自身もそうですが、エイジングケアをしていない場合、知らず知らずのうちに肌トラブルが進行しているケースが多いと思います。

ですが、だからといって対処法が無い訳ではありません。

そんな時は先述した肌のラメラ構造に特化したものを日ごろのケアに取り入れてみるのがおすすめです。

まとめ

エイジングケアは肌が本来持っている力を引き出し、何もしなければ年齢と共に悪化する肌トラブルを未然に防ぐ効果が期待できます。

そんなエイジングケアですが、

-エイジングケアまとめ-

  • エイジングケアは20代後半から始めるのがおすすめ
  • 肌のターンオーバーが乱れると老化のサインが出始める
  • 老化のサインは肌のラメラ構造が乱れることが原因
  • エイジングケア商品はラメラ構造に特化したものがおすすめ

私自身、エイジングケアを始めるべき年齢を過ぎ、30代を目前にやっとエイジングケアを取り入れるようになりました。

エイジングケアをやってみて思ったことは、やらないよりもやった方が断然良いということです。

本格的にエイジングケアを始めたいとお考えの時は、私も愛用中のこちらもおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。