いつの間にか出来てしまう白髪、気になりますよね？日本人は黒髪なので白く光って目立ってしまいます。
この白髪でずが同じ年代でも出来やすい人と出来にくい人がいるのは何故でしょうか？
今回は白髪が出来てしまう大きな３つの原因と、おすすめの予防法、さらにお手入れのポイントまで徹底的に解説いたします。
是非最後まで読んで白髪の無いキレイな黒髪を手に入れてください！
白髪とはどんな状態？
それではそもそも白髪とはどんな状態なのでしょうか？まず、髪の毛の色の正体はメラニン色素なのですが、毛母細胞と言う髪の毛を作り出す細胞にメラニン色素が受け渡され髪の毛に色を与えてくれます。白髪とは、このメラニン色素が何かしらの原因で作られなくなってしまい、毛母細胞に届かない状態で、色素が空っぽの状態をいいます。
白髪にはメラノサイト（色素形成細胞）が深く関係しています。このメラノサイトがあるのに合成してない休止型とメラノサイト自体が少なくなってしまっている欠失型があるのですが。世の中の白髪の多くは欠失型と言われています。
白髪が出来る3つの大きな原因とは？
白髪に関してはお分かりいただけたとおもいますが、それではなぜメラニン色素が作られなくなってしまうのでしょうか？大きな理由３つをご紹介します。
①加齢による原因
これは有名ですが、人間は年齢を重ねる度に自然な老化現象として増えていきます。しかしこれには個人差が非常に大きく、白髪が出来てしまう時期も様々です。生きてる中で白髪が出来ない人はいないので、加齢による白髪は人間の宿命と言っても過言では無いかもしれません。
②遺伝による原因
白髪ができやすい人は遺伝による原因が強いと言われています。早い人では１０代の頃から白髪が出来始めてしまう若白髪と言うのもあります。最近の研究ではメラノサイトや黒化に重要な遺伝子の低下も遺伝と関係している事がわかっており、先天的に色素形成能力のない人もいます。また、頭皮部分での白斑症により皮ふが脱色してしまう事で白髪になることもあります。このように白髪は様々な遺伝と関わっているのです。
③ストレスやその他の要因
過度なストレスで白髪が増えてしまうのは有名ですが、栄養不足でも白髪が増えてしまう事をご存知でしょうか？さらに薬の副作用や代謝障害でも白髪が生じてしまう事もあります。
白髪の様々なパターン
白髪の原因はお分かりいただけましたか？白髪には様々なパターンがあるってご存知でしょうか？
成長期の途中から突撃白髪になるパターン
髪が成長する過程で色素形成細胞が死んでしまう、または突然活動が止まってしまうと、成長途中から突然白髪になってしまいます。その場合黒い髪と白髪の境目がはっきりした状態の髪の毛になります。
徐々に色が薄くなるパターン
加齢などが原因で色素形成細胞が徐々に活力がなくなってしまった場合、徐々に色が薄くなり最終的には全ての色素形成細胞が死んでしまい白髪になってしまうパターンがあります。この場合急に白髪になるわけでは無く徐々に色が薄くなるのが特徴です。
素朴な疑問、白髪は抜いてもＯＫ？
結論から先に言うと、白髪は抜かない方がいいです！その理由ですが、白髪と言うのは「加齢」「遺伝」」「ストレス」が原因でメラノサイトの働きに何かしらの障害が発生した時に生じます。白髪自体は成長を続けているので抜いたとしてもまた新しく白髪が生えてきてしまうケースに陥りがちです。また、抜くことによって毛根や頭皮にダメージを与えてしまい、別のトラブルの原因になってしまう事もあるので注意が必要です。
おすすめの白髪予防法
さて、次はおすすめの白髪予防法をお伝えします。簡単な方法なので是非試してみてください。
①ヘッドマッサージ
ヘッドマッサージは白髪予防に効果があると言われています。お風呂上がりの血流の良い時に行う事をオススメします。なるべく頭皮が柔らかい時に行うのがポイントです。その時、抗白髪効果のある育毛料を使うとさらに効果が期待できるのでオススメです。
【簡単】ヘッドマッサージ法
- まずは頭皮ケアアイテムを頭皮全体になじませます。この時髪を６分割の小分けにすると良いでしょう
- 頭皮全体を動かすようにマッサージします。この時両手の指の腹を使って生え際から頭頂部にかけてマッサージすると良いでしょう。
- 次は頭皮を軽くつまむようにマッサージします。ずみをつけて離す、を繰り返しながらリズミカルにマッサージしてください。
- 指先も使って、頭頂部周辺もマッサージしましょう。
- 最後に頭全体を軽く叩きます、両手で拳を作っ軽く叩いてください。
②生活習慣の改善
白髪を予防するためには、生活習慣を見直すことも大切です。
- 十分な睡眠をとる
- ストレスを避ける
- タンパク質をとる
- バランスの良い食事をとる
どれも白髪予防に効果があると言われています。また、白髪対策だけではなく肌のコンディションや便秘対策にもなるので生活習慣の見直しはおすすめです。
出来たしまった白髪を目立たなく！お手入れのポイント
どんなに気を付けていても白髪はできてしまうものです。そんな時ヘアカラーやカラーコンディショナーを使う事で、好みの色に染めオシャレを楽しむ事もできます。毎日の洗髪の時に使うだけで白髪を目立たなくさせるアイテムもあります。白髪染めだけでもたくさんの種類がありますので、ご自身のライフスタイルに合わせて上手に活用することが大切です。
使える白髪染めアイテム
出来てしまった白髪は染めないと目立つ一方、次は使えるアイテムを紹介します。
白髪染めヘアカラータイプ
ドラックストアーなどで買えるヘアカラーを使えば手軽に白髪を染めることが出来ます。コツは根本から毛先までしっかりと染めるようにしましょう。今は専用トリートメント付きの商品もあり、上質でつややかな仕上がりが期待できます。頭皮への刺激のある商品もあるのでご自身井合ったものを選ぶようにしてください。
ニオイの少ないクリームタイプ
クリームタイプはヘアカラーに比べニオイや刺激の弱いタイプが多いです。さらに最近では放置時間１０分のはや染めタイプもあるので忙しい方にもおすすめです。ヘアカラーと違って気になる部分のみに使う事も出来ます。
ケアしながら染めれるトリートメントタイプ
カラーコンディショナーは洗髪のついでに白髪ケアができます。「ブラック」、「ダークブラウン」、「ブラウン」、「グレイ」など様々なカラーが用意されているのでご自身の髪色に合わせて選ぶと良いでしょう。普段のコンディショナーをカラーコンディショナーに変えるだけなので使い方も簡単！コンディショナーなので着色するだけでなく、ふんわりなめらかな仕上がりも期待できます。
気になる部分をカバーする白髪用ファンデーションタイプ
生え際、わけ目、耳のまわりなど、ご自身が気になる部分のみに使える白髪用ファンデーションタイプは塗るだけでサッと簡単に隠せます。特徴は汗や雨に強く色落ちしにくいのに、シャンプーで簡単に落とせます。仕上がりもふんわりと仕上がります。
シャンプーしながら白髪染め、トリートメントも出来るオールインワンタイプ
一番のおすすめは普段のシャンプーの代わりに使うだけで、白髪染めもトリートメントも出来るオールインワンタイプです。オールインワンタイプなので汚れもスッキリと落ち、さらに白髪染め、トリートメント効果も期待できます。ヘアカラーと違い刺激もニオイも少ないのでとてもおすすめです。気になる方は一度試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか？白髪についてお分かりいただけましたか？白髪は髪そのものの成長が止まってしまう訳ではなく、色素を作り出す細胞の働きが鈍ったり、細胞そのものが死んでしまうことが白髪の原因です。出来てしまった白髪は適切に対処していきたいですね。最近では様々なアイテムも販売されているのでご自身にあったアイテムなどを上手に取り入れ目立ちにくくしたいですね。
